栄養素の解説 ビタミン  ビタミンB2

脂肪燃焼や成長・発育にかかわる

ビタミンB2は、補酵素の成分として、脂質などの栄養素の代謝にかかわり、脂肪を燃焼させる働きがあります。また、目の粘膜や皮膚を正常に保ったり、成長を促進したりと身体の中でさまざまな働きをしています。

ビタミンB2は、蛍光を帯びた黄色をしており、熱には比較的安定していますが、光に対しては不安定です。長時間日光を浴びた食品は、ビタミンB2が損失している可能性があるので注意が必要です。

食事からの摂取量不足や、ある種の抗生物質や精神安定剤、経口避妊薬等を長期服用した場合に欠乏症が起こり、その症状としては、口内炎、口角炎、脂漏性湿疹などの皮膚疾患、発育が悪い、目が充血するなどがあります。

ビタミンB2は、水溶性ビタミンなので、水に溶けて体内に吸収されます。過剰に摂取した分は、尿中に排泄されてしまうので、過剰症の心配はありません。ただ、過剰に摂取したビタミンB2が排泄された尿は、黄色やオレンジ色に変色していますが、特に心配することはありません。


<多く含む食品>
レバー、チーズ、納豆、アーモンド、胡麻、鶏卵、スキムミルク、海苔、干し椎茸 など


<食事摂取基準>
ビタミンB2の食事摂取基準(mg/日)

  男性 女性
推奨量 上限量 推奨量 上限量
18~29歳 1.6 1.2
30~49歳 1.6 1.2
50~69歳 1.4 1.2
70歳以上 1.1 0.9


<栄養機能食品(サプリメント)で摂る場合の注意>
サプリメントで摂る場合の上限は12mg、下限0.33mgです。市販品を使用する場合にはパッケージに表示してある1日の摂取目安量を守ってください。また、より吸収を高めるためには、食後に摂るのが効果的です。ビタミンB2は、小腸上部で吸収されるので、食事時に摂取すると食物とともに胃から小腸へ移りゆく速度が遅くなり、小腸上部で徐々に吸収されることになります。まとめて摂取するのではなく、一日のうちに数回に分けるのも効率的な方法です。
全てをサプリメントに頼るのではなく、普段の食事のバランスに気をつけましょう。

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