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カリウム |
塩分の摂り過ぎを防ぐ
カリウムは、高血圧の原因となるナトリウムを身体から取り除き、排泄させる働きがあります。人間の体内には、細胞内にはカリウムが、細胞外にはナトリウムが多く含まれており、いつも一定のバランスを保っています。ところが、塩分を摂り過ぎ、細胞内に多くのナトリウムが入ってくると、細胞外からカリウムを取り込み、余分なナトリウムとカリウムをチェンジし、ナトリウムを細胞外へ運び出し、体内濃度のバランスを一定に保とうとします。このため、カリウムが不足すると、塩分摂り過ぎの時、ナトリウムの調整がうまくいかず、高血圧を引き起こすようになるのです。
また、カリウムは、いくつかの酵素の活性化にも関わり、神経伝達や筋肉の収縮がスムーズに行なわれるために働いています。カリウムが不足すると、神経伝達や筋肉の収縮に支障をきたし、疲労感が強くなり、脱力感におそわれるようになります。発熱や下痢・嘔吐、激しいスポーツをした時などにも、カリウムが大量に失われていますので、水分だけでなく、カリウムも一緒に補給することを心がけるようにすると良いでしょう。
食品中のカリウムは、水中に浸すことや煮ることで失われていきます。生のままで、野菜や果物を食べるようにすれば、カリウムを十分に補給できます。
摂取したカリウムの大部分は、体内で役割を果たした後は、汗や尿となり排泄されてしまうので、健康な方で普通の食生活を送っていれば、過剰症の心配はありません。腎機能が低下しており、カリウムの排泄がうまくできない方は、高カリウム血症となり心臓に負担がかかりますので、必ず医師の指示量を守るようにしなければなりません。
<多く含む食品>
バナナ、りんご、ほうれん草、小松菜、きゅうり、スイカ、とうもろこし、ジャガイモ、サツマイモ、昆布、海苔、わかめ、アーモンド、ピーナツ、大豆 など
<食事摂取基準>
カリウムの食事摂取基準(mg/日)
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高血圧予防を目的としたカリウムの食事摂取基準(mg/日)
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<栄養機能食品(サプリメント)で摂る場合の注意>
サプリメントで摂取する場合の上限、下限は特に定められていませんが、市販品を使用する場合にはパッケージに表示してある1日の摂取目安量を守って下さい。腎機能が低下しており、医師からカリウム制限を指示されているは、摂取は控えるようにして下さい。サプリメントで摂る場合には、1日分を一度に摂取するより、数回に分けて食後に摂取するのが効果的です。全てをサプリメントに頼るのではなく、普段の食事のバランスに気をつけましょう。





