栄養素の解説 ミネラル  クロム

インスリンの働きを助け血糖値を正常に保つ

クロムには、血液中のブドウ糖を取り込むためのホルモン「インスリン」の作用を増強させる働きがあります。その他に、脂質の代謝を助ける働きもあり、高血圧、生活習慣病全般に効果があると言われています。

クロムが欠乏すると、血糖値が高くなる、コレステロール等の血中脂質のコントロールが悪くなる、成長障害などの症状がみられますが、通常の食事をしていれば、欠乏症の心配はありません。クロムは、玄米や胚芽米・全粒小麦といった精製されていない穀類等に多く含まれているのですが、今は昔に比べて未精製の穀類を食べることが減ってきているため、通常の食事の中に精製されていない穀類、豆類、海藻類、ナッツなどを積極的に摂り入れクロム不足に気をつけましょう。

食べ物から体内に取り込まれるクロムは、三価クロムで、六価クロムのような毒性を持たない上、体内への吸収率もとても低いので、過剰症の心配はありません。

昔ながらの素朴な食生活を送ることができれば、クロムも十分に摂ることができ、生活習慣病も遠ざけることができるのです。


<多く含む食品>
ひじき、わかめ、あなご、あさり、レバー、チーズ、そば、豆類、アーモンド、ピーナッツ、豆類、精製されていない穀類 など


<食事摂取基準>
クロムの食事摂取基準 食塩相当量として(μg/日)

  男性 女性
推奨量 上限量 推奨量 上限量
18~29歳 40 - 30 -
30~49歳 40 - 30 -
50~69歳 35 - 30 -
70歳以上 30 - 25 -


<栄養機能食品(サプリメント)で摂る場合の注意>
サプリメントで摂取する場合の、上限・下限は、特に定められていませんが、製品のパッケージに表示してある摂取目安量を守るようにしましょう。

クロムは、他のミネラルとバランスを取り体内で働いています。クロムを過剰に摂取しすぎると他のミネラルの吸収を阻害することがあるので、注意が必要です。
血糖値のコントロール、血清脂質の正常化のために服用する場合には、生活習慣病の薬との相互作用もあるので、必ず主治医に相談するようにしてください。

ページの先頭へ
  • トップページ
Copyright c2009 House Wellness Foods Corporation.,Ltd. All Rights Reserved.