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コエンザイムQ10 |
体内でエネルギーを作り出すのを助け、活性酸素を消去する
コエンザイムQ10は、1957年に発見され、日本においては、心疾患の治療のための医薬品として使われていましたが、2001年にサプリメントとして使用が厚生労働省から許可されました。
コエンザイムQ10は、体内でエネルギーを作り出すのを助け、細胞にダメージを与え、老化を促進する活性酸素を消去するなどビタミンと同じような働きをしますが、体内で合成することができるので、ビタミンの仲間ではありません。
コエンザイムQ10は、別名「ユビキノン」と呼ばれています。これは、いたるところにあるという言葉「ユビキタス」と化学構造上の「キノン」を合わせて作られた言葉です。語源となっているユビキタスの言葉通りに、心臓、腎臓、肝臓や筋肉、甲状腺に多く、体内のいたるところに含まれています。
加齢とともに体内でコエンザイムQ10を作られる能力が低下してくるため、体内に含まれる量が減少してきます。80歳では、20歳と比べると約半分程度の量しか体内に存在しなくなることがわかっています。減少していく分を補うためには、コエンザイムQ10の含有量が多い肉類や魚介類を積極的に摂ることが必要です。コエンザイムQ10は、油に溶けて体内に吸収される脂溶性の物質なので、油を使った調理で摂取すると体内での吸収率が高まります。調理の工夫等をして、効率的に摂取するようにすると良いでしょう。
コエンザイムQ10が不足がちとなると、疲れやすいなどの症状を感じやすく、心臓への負担がかかりやすくなります。摂りすぎによる過剰症は、今までにあまり報告がありませんが、稀に、吐き気、食欲不振、胃腸の不調などが起こることがあります。
<多く含む食品>
レバー、牛肉、豚肉、かつお、いわし、まぐろ、ぶり、さば、大豆、ピーナッツ、ブロッコリー など
<食事摂取基準>
食事摂取基準は定められていません。
<栄養機能食品(サプリメント)で摂る場合の注意>
サプリメントで摂取する場合の上限、下限は特に定められていませんが、医薬品の場合は1日に30mgまでと定められています。市販品を使用する場合にはパッケージに表示してある1日の推奨量を守って下さい。市販品には、推奨量が60mg、100mg、300mgのものもありますが、一日の摂取目安量は、300mg以下であれば、安全であるとの報告がありますので、食事に含まれる分も加味して、一日の摂取上限量を守るようにしましょう。1日の摂取量が100mgを越える量を摂取する場合には、2~3回に分けて摂取するとよいといわれています。
抗血栓剤であるワーファリンを服用している場合には、コエンザイムQ10を摂取すると薬の効果が薄れる可能性があるので、必ず医師に相談するようにしてください。高血圧の薬、糖尿病の薬、高コレステロールの治療薬などを服用している場合にも、薬との相互作用がありますので、医師に相談するようにしてください。
全てをサプリメントに頼るのではなく普段の食事のバランスに気をつけ、健康的な毎日を過ごしましょう。





