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イソフラボン |
女性ホルモンと似た働きをする
イソフラボンとは、大豆などのマメ科の植物に含まれているフラボノイドの仲間です。食品中のイソフラボンは、糖がくっついた配糖体という構造をしていますが、食物として摂取し腸内細菌の作用を受けると、糖が切り離されたアグリコンという形になります。サプリメントでは、配糖体とアグリコンをあわせて、大豆イソフラボンと呼ばれています。
大豆イソフラボンは、女性ホルモンであるエストロゲンと似た作用を発揮することから、更年期障害の軽減、骨粗鬆症の予防に効果があると言われています。
食品のみで適量に摂取している場合には、様々な健康効果が期待でき、特に過剰症は心配ありませんでしたが、食品にプラスしてサプリメントを摂取することで、必要以上の量をとりすぎてしまうことが心配されています。イソフラボンは、ホルモンのような働きをする成分のため、摂りすぎると逆に、女性ホルモンのバランスが崩れ、月経周期が乱れたり、乳がんの発症や再発の危険が高まるのではないかとの報告がなされています。
摂取過剰の危険性が高まってきたので、注意を呼びかけるために2006年に食品安全委員会から「大豆&大豆イソフラボンに関するQ&A」が出されました。(http://www.fsc.go.jp/sonota/daizu_isoflavone.html#7)その中で、一日の摂取上限量は、70-75mgと定められています。
大豆製品は、古くから日本人の食生活の要ともなる食品です。昔ながらの大豆製品を取り入れた和食の食生活を送っていれば、自然とイソフラボンを摂取することができます。国民栄養調査の結果において、15歳以上の平均的な日本人のイソフラボンの一日の摂取量は、18mgと報告されています。
以下に主な大豆製品のイソフラボン含有量を示しますので、自分の摂取しているイソフラボン量を知り、補う場合には、摂取上限量を超えないように注意することが肝要です。
<大豆食品中イソフラボン含有量(アグリコン換算)>
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出典:厚生科学研究(生活安全総合研究事業) 食品中の植物エストロゲンに関する調査研究(1998)
<多く含む食品>
納豆、豆腐、味噌、豆乳などの大豆製品
<食事摂取基準>
食事摂取基準は定められていませんが、食品安全委員会では、大豆イソフラボンの安全な一日摂取目安量の上限を70‐75mg/日、特定保健用食品(サプリメント)として摂取する場合の安全な一日上乗せ摂取量の上限をアグリコン換算で30mg/日に設定しています。
(アグリコンとは配糖体から糖が外れた構造のことです)
<サプリメントで摂る場合の注意>
市販品を使用する場合にはパッケージに表示してある1日の摂取目安量を守って下さい。
原料が大豆となっているイソフラボンは、大豆に対してアレルギーのある方は、摂取することをお控えください。イソフラボンには、女性ホルモンであるエストロゲンと似た作用があるので、妊娠・授乳中の方、乳がんの既往歴のある方は、摂取を避けた方が良いでしょう。
また摂取する場合には、食品安全委員会の示す摂取目安量の上限を守るようにしてください。





