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カルニチン |
脂質代謝の重要な役割を果たす
カルニチンは、脂質が分解されて、エネルギーを作り出す過程でミトコンドリアに入る時に重要な役割を果たしている物質です。アミノ酸のリジンとメチオニンから、体内で生合成されますが、加齢により生合成が減少すると不足がちになる傾向があるといわれています。
カルニチンは、もともとは医薬品として使用されていましたが、2002年に食品としての利用が認めらました。その後、脂質代謝に関わることからダイエットの健康食品として注目を集めましたが、ダイエットに効果があるという明確な研究結果は、まだ明らかにされていません。また、運動能力の向上や筋肉増強などのカルニチンの働きにおいても、研究結果は有効であったり無効であったりと、まだはっきりと結論づけられていません。
その他にも、カルニチンの投与で、男性不妊症における精子の運動の改善がみられる、アルツハイマー病の進行が抑制される、老化による記憶減退の改善がみられる、などが示唆され、研究が続けられています。
カルニチンは、食事から摂取している程度の量では、過剰摂取になることはありません。もともと医薬品として使用されていた経緯を踏まえて、厚生労働省は、一日の摂取上限の目安量を1000mgとし、サプリメントからの摂りすぎに対して注意を促しています。
<多く含む食品>
牛肉、ひつじ肉、鹿肉、カツオなどの赤身の魚介類・獣肉類
<食事摂取基準>
食事摂取基準は定められていません。
<サプリメントで摂る場合の注意>
サプリメントで摂取する場合には、パッケージに表示してある1日の摂取目安量を守り、厚生労働省が勧告している1日に1000mgを超えないように注意してください。
妊娠中・授乳中の方は安全性に対するデータが十分でないので、摂取を控える方がよいでしょう。
医薬品のワーファリンを服用されている方は、ワーファリンの作用を強めることがありますので、摂取する場合には、必ず主治医に相談するようにしてください。





