栄養素の解説 その他  テアニン

緑茶の中のリラックス成分

テアニンは、緑茶の旨み・甘味を作り出している成分で、アミノ酸の仲間です。乾燥した茶葉には、1~2%のテアニンが含まれています。緑茶の中でも、新茶や玉露などの日光を当てずに栽培した茶葉にテアニンは多く存在しています。汲み出したお茶では一番茶中に一番多く含まれ、二番茶、三番茶となるに従って、テアニン含有量は減少していきます。

テアニンには、精神安定作用、リラックス作用があります。お茶を飲むとホッとするのはテアニンのリラクゼーション効果によるものです。このリラックス作用に対して、テアニンを摂取した後にリラックスの指標である脳内α波が確認された、熟睡間の向上や起床時の爽快感が向上などの睡眠の質が改善された、PMS(月経前症候群)の憂鬱感、イライラ感などの不定愁訴が軽減したなどの研究報告がなされています。他にも、学習能力の向上や抗ガン剤の作用を強める働き、ストレスを軽減させる働きなどについても研究が続けられています。
テアニンは、ガムやキャンディなどのお菓子やゼリーやアイスクリームなどの旨み、甘味をつける食品添加物としても使われています。また苦味を抑える働きもあるため、食品の風味づけにも使われています。
通常の食品に含まれている成分のため適量を摂取し続けたことでの健康被害は、特に報告がありません。また、他のサプリメントや医薬品との相互作用も特に報告はされていません。


<多く含む食品>
緑茶(特に玉露などの高級茶に多く含まれている)


<食事摂取基準>
食事摂取基準は定められていません。


<サプリメントで摂る場合の注意>
サプリメントで摂取する場合には、パッケージに表示してある1日の摂取目安量を守りましょう。妊娠中・授乳中の方は安全性に対するデータが十分でないので、摂取を控える方がよいでしょう。


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