元気なくらしを支える「ウコン」をご紹介します。
スパイスの一種であるウコンの研究に取り組み始めて、約1世紀。
知っているようで、知らない、奥深いウコンのことをご紹介していきます。
Column01
ウコンは、どんな植物なの？
「ウコンの力」シリーズの原材料である「ウコン」は、ショウガの仲間。インドや中国、インドネシアなど、世界各国で栽培されているポピュラーな植物です。国民食とも言えるカレーのスパイスにウコン（ターメリック）が使われているなど、実はとても身近なもの。まだまだ科学的に解明されていない部分もありますが、様々な可能性を秘めたウコンの情報をご紹介します。
Column02
元気を支えるポリフェノールがいっぱい。
ウコンの根茎（地下茎）には、元気を支える健康成分「クルクミン」が含まれています。クルクミンとは、「ポリフェノール」の一種で、お茶の「カテキン」や大豆の「イソフラボン」と同じ仲間です。また、ウコンには、ターメロンなどの香り成分やミネラルが含まれていて、古くから健康食品として利用されています。
Column03
ウコン飲料のパイオニア。
世間で健康を支える食品が注目を集めるようになった2000年頃。私たちは、スパイス研究のパイオニアとして、ウコンと健康の関連性を、もう一度見つめ直していました。そのひとつの成果として発売されたのが、ウコンのサプリメント。それが好評だったことから、ウコンを飲料にするというアイデアが生まれ、2004年に「ウコンの力」を発売しました。ネーミングには、ウコン本来のチカラをお届けしたいという気持ちが込められています。
Column04
ウコンは、水に溶ける？水に溶けない？
従来の飲料では、沈殿を避けるため、水に溶ける素材しか使わないのが一般的でした。しかし、困ったことに、ウコンの成分であるクルクミンは水に溶けません。ウコン飲料を生産するために、細かく粉砕する独自の微細化加工を開発。クルクミンを飲料の中に分散させ、できるだけ沈殿しない配合組成にしています。水に溶けないクルクミンを製品化できたのも、こだわりの技術が支えているからなのです。
Column05
ウコン原料へのこだわり。
私たちの飲料で使用している原材料の「ウコン」は天産物。産地での栽培の段階から品種を指定して管理し、収穫から加工までの間も基準を設定して、原料の品質維持に努めています。健康成分「クルクミン」だけではなく、さまざまな成分が含まれるウコン本来の力を最大限に引き出し味わっていただくために、あらゆる工程でこだわりを大切にしています。
Column06
まだまだ知らないウコンの可能性を信じて。
私たちは、ウコンに含まれる成分には、まだまだ解明されていない機能性があると信じています。そのために、さまざまな角度から研究を行い、科学的にウコンを知ることで、さらに人々の元気を支えることができるのではないかと考えています。研究開発によって、飲料だけでなくウコンの顆粒やサプリメントの製品化も実現。研究センターの温室では、各種ウコンが栽培され、日々研究が行われています。
Column07
ウコンは土臭くて、苦い。でも、美味しくしたい。
ウコン本来の味は、独特の土臭さや苦味があるもの。そのままでは製品化は難しく、私たちはスッキリとしたおいしさを実現するため、味づくりを追求してきました。風味を抑えるマスキングや配合を工夫する技術の開発で味を進化。また、定期的にテストを実施し、時代とともに変化していくお客様の嗜好に合った味わいを、様々な商品でお届けできるよう努めています。
Column08
世界各国での意外なウコンの活用方法。
主に食品に用いられるウコンですが、それ以外にも世界中では、様々な用途で利用されています。たとえば、東南アジアのタイやベトナムなどでは、ウコンを肌に塗るクリームとして。インドでは、顔に塗って日やけ止め代わりに。また、黄色の着色料としてもウコンは使われています。欧米では、サプリメントとしても人気で、ポピュラーなものとして愛用されているのです。
Column09
ウコン研究のパイオニアとして。
一世紀に及んでスパイスを使用してきたハウス食品グループにとって、ウコンはカレーを作るうえでも欠かすことのできないものでした。その安定供給を目的とした研究は20年以上前から行ってきており、さらにその健康成分の研究はすでに10年以上の年月を費やしています。解き明かしてきたウコンの秘密と培ってきたウコンを活かす技術は、さまざまな商品を生み出す力になっています。
Column10
安心・安全に味わっていただくために。
カラダに負担がかからない形でウコンを味わっていただくために、製造時には細心の注意を払っています。特に肝機能に障害のある方に影響があるといわれている鉄分は、ウコンから成分抽出する際に取り除かれ、ごくわずかな量しか含まれていません。最新の分析値は、ホームページで公開しています。